| 00 | 「発明の目的」 「発明の目的」を明細書の“発明の目的”を記述した箇所もしくは、“発明の効果”を記述した箇所からピックアップする 当該技術分野の一般的な技術的課題として記述している場合は、排除する。また、従来例の技術的課題も排除する (例)「信頼性向上」 無停電電源の技術分野自体が、電源システムの信頼性向上という一般的命題を背負っている。これに対してAA01にいう「信頼性向上」は、特に信頼性を高めることを目的として掲げて、発明がなされている場合に、拾い上げる 推測・類推を避け、目的として明示されている場合のみ拾い上げる (例)「電源の確実な切換」と「信頼性向上」 電源の確実な切換は、ひいては信頼性の向上につながることになる しかしながら、電源切換部の改良を主眼においた発明と、特に信頼性向上を掲げた発明とは、現実には区別すべき場合の方がはるかに多い。そこで、「電源の確実な切換え」のみが発明の目的とされている場合には、類推で「信頼性向上」をピックアップすることは避けることとする |
| 01 | 特に「信頼性の向上」が発明の目的とされている場合について、ピックアップする 含まれるもの:「事故もしくは異常状態の防止」 例えば、短絡事故の防止、誤動作の防止、電池の過充電・過放電の防止などがこれに相当する |
| 02 | 「高効率」 同義語:「低損失」、「ランニングコスト軽減」 |
| 03 | 「非常用電源の小容量化」 注意:電気容量についての小容量化であり、次のAA04の小型軽量化とは異なる 含まれるもの:非常用発電機、インバータ、電池など、非常用電源を構成する要素の小容量化も含むものとする |
| 06 | 「切換時の出力変動防止」 解説:一方の電源から他方の電源へ切り換える場合、通常は電圧が瞬間的に変動する。ところが、コンピュータなどの負荷は、このような瞬間的な電圧変動をも嫌うので、相応の対策が必要である。また、原動機の起動を伴う場合も、電圧変動をひき起こす要因が多いので、様々な対策がなされている |
| 07 | 「(常→非)時の出力変動防止」 常用電源から非常用電源への切り換え時に起こる電圧の変動の防止を、目的としたもの |
| 08 | 「(非→常)時の出力変動防止」 常用電源の回復時に、非常用電源から常用電源へと復帰させる時に起こる電圧の変動を防止することを、目的としたもの |
| 10 | 「周波数変動防止」 交流を出力する場合に、種々の要因により周波数が乱れることを防止することを、目的としたもの |
| 11 | 「保守点検の容易化」 (例)表示ランプによる作動確認動作試験の容易化 |
| 14 | 「構成簡素化」 (例)構成部品の省略、並設される系統の削減 |
| 16 | 「電源の瞬時切換」 電源の切換の高速化により、切換に伴う障害を防ぐようにしたもの (例)切換スイッチとして半導体スイッチを用いる(特に、昭和30年代の公報に多い) 注意:一口に「瞬時」といっても、技術の年代により、また用途により、様々な意味合いがある。そこで、発明が「瞬時切換」を目的としている場合には一応すべてタームを拾うことにする |
| 17 | 「電源の確実な切換」 (例)トランジスタスイッチの採用 (従来、単に逆流阻止ダイオードのみを介して電源間を接続していたものに、トランジスタスイッチを採用し、電圧値によって切換動作が不安定になることを防ぐ。昭和30年代の文献に多い。) |
| 18 | 「電源の同時給電防止」 説明:常用電源からの給電時に、予備電源からも同時に給電されて、予備電源としての機能を失なうことを防ぐもの、あるいは、同時給電により相互干渉で障害が起こることを防ぐもの、をいう 注意:予備電源は、一般に、逆流防止ダイオード又は切換スイッチが介在して、一応は同時給電が防止されている。ここでいう「同時給電防止」は、そうした一般的な構成を指すのではなく、特に同時給電防止を目的・効果として明示したものを意味する |