** Fターム解説(1/2) **
このページは、3F343の「技術内容」、「FIキーと観点の関係」、「Fタームリストの構成」、「Fタームの観点」に関するページです。
  • テーマコード
  • 3F343
  • 技術内容
  • IPCカバー範囲
    B65H 1/00〜3/68
    テーマ技術の概要
    (イ)シート(sheets)
    シートとは“thin material”であって、狭義のシートであるカットシート(cut―sheets、例.複写用紙、単票、枚葉紙)とウエブ(webs、半無限長のもの、例.ロール紙、連続帳票、ファンフォールド紙)とに分けられるが、このテーマでは前者のカットシートを対象としている。
    (ロ)シートの取扱い装置(apparatus for handling sheets)
    シートの処理装置(apparatus for treating sheets 例.複写機、プリンタ、印刷機、ファクシミリ、ATM、プレス加工)は、一般に、支持具(supports、magazine)に堆積されたシートの堆積物(piles)からシートを取出して(picking up)一枚づつに分離し(seperating)、該シートを処理部(treating station、例えば、複写機の露光部、転写部や定着部、プリンタの印字部、ファクシミリのスキャナや印字部、OCRのデータ読取り部、ATMの鑑別部、プレス機械)に供給して(feeding)所定の処理を施し、処理されたシートを該処理部から取出して排送し(delivering)、収納部(receivers)に堆積する(piling)等の工程をとる。
    ここで「シートの取扱い装置」とは、上記の処理部における処理のようにシートを変質せしめるような物理的、化学的、又は機械的な処理、を除く操作(上記の処理部以外の各々の工程、及びそれらの組み合わせ)からなる装置を言う。重送防止、斜行防止・修正、ジャム防止・処理、しわ防止、方向転換、反転、仕分け(ソータ)、組み合わせ、折り畳み等が含まれる。
    (ハ)マガジン(magazine)
    マガジンとは、このテーマにおいてはシートの束(シート一枚だけの場合もある)を収納している可搬式筐体(収納具)の総称として使用する。シートカセット、オプションフィーダ、マガジンフィーダ、カセッテなどがマガジンの代表的なものである。
    (ニ)このテーマにおいては、上記の一連の工程のうち、最初の給送用シート堆積物の支持具と堆積物からの取出し分離工程とを対象としている。
    ここにおける主要な技術課題は、シートを確実に一枚ずつ分離して給送すること、換言すれば二枚送り(double feeds、重送)、多重送り(multifeed)及びミスフィード(misfeed)を防止することにある。
  • FIキーと観点の関係
  • (イメージ1)(イメージ2)(イメージ3)(イメージ4)
  • Fタームリストの構成
  • タームリスト表(データシート)
    (イメージ1)(イメージ2)(イメージ3)(イメージ4)(イメージ5)(イメージ6)
  • Fタームの説明
  • FA シートの種類
    発明が対象としているシートに関して付与している。この観点は、シートの材質に関するもの(FA01〜13)と、シートの性状に関するもの(FA14〜17)と、シートの形状に関するもの(FA18〜19)と、その他(FA20)との四つに分けて展開している。但し、クレーム又は目的、効果で、単にシートとしか記載されていない場合には、この観点を付与していない。
    又、FA01〜FA19以外のシートの種類が記載されている場合には、FA20のタームに付与しているとともに該当するシート名をフリーワードとして記載している。
    FB シート取扱い装置
    この観点は、シートを取扱う装置に関して展開している。なお、クレーム又は目的、効果に、FB01〜19以外の装置が記載されている場合には、FB00のタームに付与しているとともに、該当する装置名をフリーワードとして記載している。
    FC 特定の目的
    発明の目的のうち、高速化、高精度化、高信頼性、省力化などの抽象度の高い一般的な目的以外のもの。なお、そのうち、FC01〜30以外の目的があれば、FC00のタームに付与しているとともに、該当する目的を簡潔明瞭にフリーワードとして記載している。
    GA 堆積物の堆積形態
    この観点は、堆積物の堆積形態について展開している。なお、GA01〜08以外の堆積形態は、このタームに付与している。
    GB 堆積物からの取出し位置
    この観点は、堆積物からシートを取出す際の、取出し位置に関して展開している。
    GC 取出し手段の堆積物における作用点
    堆積物に対して取出し部材が作用する位置に関して付与している。
    GD 堆積物からの取出し方向
    この観点は、堆積物からシートを取り出す際に、シートを堆積面に対してどの方向に取り出すか、その方向に関して展開している。
    GE 堆積物の補充手段
    この観点は、装置本体内の堆積部(堆積物の載置場所)もしくはマガジン内へ、新たな堆積物(シート一枚の場合もある)を補充する手段、及びパレット等の除去もしくは回収の手段に関して展開している。
    HA 堆積部の構成
    この観点は、装置本体内の堆積部の構成に関して展開されている。堆積部を構成する要素のうち、マガジンに関しては観点HC「マガジンの構成」の対応するタームに付与している。又、装置本体内の堆積部における手段、マガジンにおける手段を問わず、堆積物に対する押圧、支持手段に関しては観点HD「堆積物に関する押圧、支持手段の構成」の対応するタームに、堆積物の整合、端縁ガイドの調整に関しては観点HE「堆積物の整合、端縁ガイドの位置調整」の対応するタームにそれぞれ付与している。
    HB マガジンの種類
    この観点において、マガジンとは、シートの束(シートが1枚だけの場合も含む)を収納する可搬式筐体(収納具)の総称である。この観点に付与しているときは、その構成に関しては観点HC「マガジンの構成」の対応するタームに、堆積物の押圧、支持手段に関しては観点HD「堆積物に関する押圧、支持手段の構成」の対応するタームに、堆積物の整合、端縁ガイドの位置調整に関しては観点HE「堆積物の整合、端縁ガイドの位置調整」の対応するタームに、それぞれ付与している。
    HC マガジンの構成
    この観点は、装置本体に対してマガジンが配置される位置(HC01〜05)と、マガジンの形状、構造(HC06〜30)とに関して展開している。HC01〜30以外のものは、HC00に付与しているとともに、その技術的事項をフリーワードとして記載している。
    HD 堆積物に対する押圧、支持手段の構成
    この観点は、装置本体内で堆積物を直接押圧、支持する手段、及びマガジン内で堆積物を押圧、支持している手段に共通する構成に関して展開している。この観点のタームに付与しているときは、HA12又はHB00〜10の対応するタームついても付与している。なお、HD00は、押圧、支持手段の構成に関して、クレーム又は目的、効果で言及しているものであって、HD01〜20以外のものに付与している。
    (イメージ1)(イメージ2)
    HE 堆積物の整合、端縁ガイドの位置調整
    この観点は、堆積物の支持手段上(マガジン内であるか否かは問わない)において、堆積物の端縁を揃えるものについて展開している。なお、端縁ガイドとは、先端ガイド、後端ガイド及び側端ガイドの総称である。
    JA 摩擦力による取出し、分離手段
    この観点は、摩擦ローラ(及び類似の回転摩擦部材)に関するもの(JA01〜20)と、無端ベルトに関するもの(JA21〜38)との二つに分けて展開されている。この観点でいう分離手段とは、重送防止手段とは異なるものであり、堆積物からシートを分離する(取り出す)ための手段という意味である。重送、すなわち二枚送り防止のための手段と混同しないよう注意する必要がある。さらに、この観点に付与しているときには、当該取出し、分離手段の作動に関しては観点LA〜LDの対応するタームに、制御に関しては観点MA〜MCの対応するタームに付与している。又この観点は、主として、FIキーにおけるB65H3/02〜3/06に該当している。なお、JA00は、摩擦ローラ、無端ベルト以外で摩擦力を利用して堆積物からシートを取り出し、分離する手段に対して付与している。
    (イメージ1)
    JB 気体圧力を利用する取出し、分離手段
    この観点は、気体圧力を利用する取出し、分離手段の種類に関するもの(JB01〜07)、同手段の形状、構造に特徴があるもの(JB11〜20)、同手段の材質に特徴があるもの(JB21)、及び同手段の配置関係、組み合わせに特徴があるもの(JB23〜28)の四つに分けて展開している。この観点に付与しているときには、当該取出し、分離手段の作動に関しては観点LA〜LDの対応するタームに、制御に関しては観点MA〜MCの対応するタームに付与している。なお、この観点は、主として、FIキーにおけるB65H3/08〜3/14に該当している。
    JC その他の取出し、分離手段
    この観点は、摩擦力による取出し、分離手段及び気体圧力を利用する取出し、分離手段以外の取出し、分離手段について展開している。主として、FIキーにおけるB65H3/16〜3/34に該当している。
    JD 重送防止手段
    この観点は、その使用目的が重送防止である部材について展開している。堆積物からシートを取り出すときに、望ましくは一枚づつ取り出せればよいのだが、取り出すべきシートと、その次(場合によっては、その次の数枚)のシートが重なって取り出されてしまうことがある。このようなことのないように、重なったシートを分離し、一枚づつ取り出すために用いられる手段が重送防止手段である。なお、この観点を付与しているときは、当該重送防止手段の作動に関しては、観点LA〜LDの対応するタームに、制御に関しては、観点MA〜MCの対応するタームに、それぞれ付与している。この観点は、主として、FIキーにおけるB65H3/46〜3/64に該当している。
    KA 搬送用シートガイド、ゲート、ストッパ
    この観点は、搬送部においてシートをガイドするもの、又はシート厚に対応した間 を形成するゲート、搬送前及び搬送中においてシートに当接し、停止させるストッパについて展開している。(例えば、揺動する部材の揺動位置を規制するためのストッパは、この観点には含まない)
    KB 装置本体の全体的な構成に特徴
    この観点は、装置本体全体に対する各部位の構成に関して、クレーム又は目的、効果で言及しているものについて展開している。
    LA 作動形態(共通)
    この観点は、堆積物、シート、又は観点HA〜KAのうち、いずれかのタームに付与された部材のいずれかについて、その作動形態が、クレーム又は目的、効果で言及されているものについて共通に展開している。
    LB 堆積物、シートに対する作動形態
    堆積物又はシートがどのように動かされるのか、どのような作用を受けるのかについて展開している。この観点に付与し、しかも堆積物又はシートを動かす部材が、クレーム又は目的、効果から特定できるときは、観点HA〜KAの対応する部材のタームにも付与している。なお、LB01〜10以外のものがあれば、LB00を付与しているとともに、当該技術的事項をフリーワードとして記載している。
    LC 部材に対する作動形態、機構
    この観点は、部材の作動がどのような目的をもってなされるのか、又はその作動をなすための機構について展開している。この観点に付与しているときは、観点HA〜KAの対応する部材のタームにも付与している。
    LD 駆動源、伝動機構
    この観点は、部材を作動させる駆動源、及び伝動機構について展開している。駆動源、駆動伝動機構に関して、クレーム又は目的、効果で言及しているものについて付与している。この観点を付与しているときは、観点HA〜KAの対応する(駆動、伝動される)部材にも付与している。
    MA 検出情報
    この観点は、検出手段によって取り出される検出情報(信号)に関して、それが何に関する情報であるのか、その情報を取り出した対象に関するもの(MA01〜05)と、その情報が取り出された部位に関するもの(MA07〜20)と、その情報の種類、内容に関するもの(MA21〜60)との三つに分けて展開されている。さらに、検出情報を取り出した対象が、MA04「部材」であったときは、具体的な部材について、観点HA〜KAの対応するタームに付与している。例えば、検出情報を取り出した具体的な部材が「部分摩擦ローラ」であるときには、検出対象としてMA04「部材」のターム、及び検出部位としてMA14「分離部」のタームに付与しているとともに、JA04「部分摩擦ローラ」のタームにも付与している。
    MB 制御対象、制御部位
    この観点は、制御(動作)手段によって制御される対象の種類に関するもの(MB01〜05)と、その制御対象に対して制御(動作)手段がなされる部位に関するもの(MB07〜20)との二つに分けて展開されている。さらに、制御(動作)手段によって制御される対象がMB04「部材」であったときは、具体的な部材について、観点HA〜KAの対応するタームに付与している。例えば、制御対象の具体的な部材が「部分摩擦ローラ」であるときには、制御対象としてMB04「部材」のターム、及び制御部位としてMB14「分離部」のタームに付与しているとともに、JA04「部分摩擦ローラ」のタームにも付与している。
    MC 制御の種類
    この観点は、具体的にどのような制御が行われるのかに関して、状態量の制御に関するもの(MC01〜14)と、作用動作の制御に関するもの(MC16〜23)と、安全に関する制御(MC25〜28)と、操作、取出し、搬送等モードを設定、変更、表示する制御(MC30)に関するものとの四つに分けて展開している。


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