** Fターム解説(1/2) **
このページは、3F204の「技術内容」、「FIキーと観点の関係」、「Fタームリストの構成」、「Fタームの観点」に関するページです。
  • テーマコード
  • 3F204
  • 技術内容
  • IPCカバー範囲
    B66C 13/00〜15/06
    テーマ技術の概要
    クレーンとは、荷を動力または人力によって吊り上げ、上下、前後および左右に運搬する機械をいう。
    本テーマは、クレーンの細部である制御装置、安全装置、検出装置ならびに表示装置のうち、以下(a)〜(d)に示す4つの目的を有するものについて解析している。
    (a)位置決め制御(位置決め制御に関係する検出器及び表示装置を含む)
       自動運転制御(自動運転に関係する検出器及び表示装置を含む)
    (b)振れ止め制御(振れ止め制御に関係する検出器及び表示装置を含む)
    (c)安全対策(トラブル発生時の安全対策に関係する検出器及び表示装置を含む)…誤操作防止、予め起こり得る故障に対応するもの、安全装置の安全装置等を含む。
    (d)その他のもの〔上記(a)〜(c)の何れにも含まれないもの〕
    なお、本テーマで用いられる語のうち重要と思われるものの、語の定義を以下に示す。
     荷物係合要素;搬送対象となる荷物又は物品に直接係合する部材又は装置
    (例えば、フック、スプレッダー、掴み装置等)
     移動体;荷物係合要素を直接支持する移動装置
    (例えば、トロリー、クラブ等。但し、例外として、移動式点検台、移動式運転室、移動式救援装置等、クレーンに付属する移動装置を含む。)
     走行体;移動体を直接支持する移動装置
    (例えば、天井走行クレーンのガーダ、走行式門形クレーンの門形フレーム等。)
     巻上装置;ロープなどによって荷を上げ下げする装置
     天井走行クレーン;工場、倉庫などの天井あるいは野外の貯蔵場に、一定の間隔をおいて平行に設置した走行路上にまたがって走行する桁にトロリを有するクレーン
    (ただし、円形レール上にまたがって旋回走行する桁を有する旋回型天井走行クレーンも含む。)
     サイクルタイム;定位置から定位置まで搬送(運搬)するのに要する往復の時間
     ジブクレーン;片持ち式の梁部材の先端から荷を吊るクレーン
     俯仰(起伏);ジブまたは桁の起伏運動
     モーメントリミッタ;転倒モーメントを制限する装置
     ケーブルクレーン;相対する塔の間に張られたロープを軌道としてトロリが横行するクレーン
    本テーマに含まれる技術の典型例を以下に示す。
    (イメージ1)(イメージ2)(イメージ3)(イメージ4)(イメージ5)(イメージ6)(イメージ7)
  • FIキーと観点の関係
  • (イメージ1)(イメージ2)(イメージ3)(イメージ4)
  • Fタームリストの構成
  •  タームリスト表(データシート)
    (イメージ1)(イメージ2)

     各タームの関係
    (イメージ3)(イメージ4)(イメージ5)
  • Fタームの説明
  • AA クレーン又は作業機の種類
    クレーンとは、荷を動力または人力によって吊り上げ、上下、前後および左右に運搬する機械をいう。
    なお、スタッカークレーン、アンローダ(陸揚げ専用のクレーンで、ホッパ、フィーダ、コンベヤ等を有するもの)等は、クレーンに含まれる。
    作業機とは、クレーン以外の作業機械(運搬を目的としないものも含む)をいい、例えば、アースオーガ(掘削機械)、フォークリフト等が含まれる。
    ここでは、上記クレーン又は作業機の種類に着目する。
    なお、クレーン又は作業機の種類について記載がない場合(図面からも把握できない場合)は、この観点の何れのタームにも付与していない。
    BA 荷物係合要素の種類
    荷物係合要素とは、搬送対象となる荷物又は物品に直接係合する部材又は装置をいい、ここではその荷物係合要素の種類に着目する。
    なお、荷物係合要素について記載がない場合(図面からも把握できない場合)は、この観点の何れのタームにも付与していない。
    CA 目的
    観点CAでは、明細書中に記載されている発明(考案)の目的もしくは効果に着目している。
    (尚、実施例としてのみ説明される構成に基づく効果についても同等に扱っている。)
    複数の目的を併せてもっている場合は、各々のタームに付与している。
    なお、CA01,CA03またはCA05かCA07か判断出来ない場合は、CA01,CA03またはCA05の内最も妥当と思うタームに付与すると同時に、CA07にも必ず付与している。
    DA 被搬送物と荷役場所
    クレーンにより取り扱われる搬送物とクレーンの荷役場所について着目している。
    DB 位置の検出(表示)対象
    観点DBでは、位置の検出対象に着目している。
    なお、位置決めのために、特に、クレーンの作業空間において作業者に直接位置を表示するものにおいては、作業者がその表示により知覚し得る位置が何であるかに着目している。
    (この場合、作業者が検出器に相当しているものとみなしている。;例として、イメージ2を参照のこと。)
    DC 位置検出器の種類
    観点DCでは、位置検出器の種類に着目する。
    DD 自動運転;位置検出以外の検出
    観点DDでは、クレーンの自動運転(自動荷役)の全般的構成、ならびに位置検出自体以外の検出に着目している。
    DE 位置表示装置の表示方式
    観点DEでは、位置の検出器により検出された検出値及びそれと同様のものを、作業者又は操作者等に表示する表示装置の表示方式に着目している。
    EA 振れ止め制御
    観点EAでは、クレーンの振れ止め制御について着目している。
    EB 振れ角検出器
    観点EBでは、振れ角検出器に着目している。
    FA 異常原因の種類
    観点FAでは、クレーン又はクレーンの各装置(クレーン構成部材を含む)の異常状態(異常作動、危険状態を含む)を発生させる原因の種類に着目している。
    FB 異常状態発生箇所;作動制限条件
    観点FBでは、異常状態(異常作動、危険状態等を含む)が発生した箇所又は装置の作動を制限する条件に着目している。
    例えば、A装置に異常が発生したことを検出するものについては、A装置に着目し、B装置の作動状態(異常発生を含む)を条件としてC装置の作動を制限するものについては、B装置に着目している。
    FA01又はFA02を付与している場合、セットを忘れると動作が止まったり、警報が鳴る安全装置があるクレーン又は作業機で、そのセットすべてを対象に付与している。
    FA03〜FA10を付与している場合、破損した箇所に付与している。
    なお、過負荷は破損(異常状態)ではないために過負荷だけでは付与していない。
    誤操作で過負荷にする場合等はFB20に付与している。
    FC 検出;表示;安全状態維持
    観点FCでは、異常状態(異常作動、危険状態を含む)の発生を検出する検出器ならびに異常状態の発生に対する安全対策[具体的には、異常状態の表示(報知)、安全状態の維持装置等]に着目している。
    FD 作動制限対象
    観点FDでは、作動を制限される対象に着目している。
    なお、単に警報やランプで異常を報知するもの、作業制限について具体的な記載がないものには付与していない。
    FE 具体的検出対象
    観点FEでは、具体的検出対象に着目している。
    なお、具体的検出対象がFE01〜FE06の何れにも該当しないものについては、観点FE中の何れのタームにも付与していない。
    GA その他の制御;検出;表示
    観点GAでは、位置決め、自動運転、振れ止め、安全対策以外を目的とする制御、検出、表示について着目している。


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