** Fターム解説(1/2) **
このページは、3F048の「技術内容」、「FIキーと観点の関係」、「Fタームリストの構成」、「Fタームの観点」に関するページです。
  • テーマコード
  • 3F048
  • 技術内容
  • IPCカバー範囲
    B65H 7/00〜7/20,43/00〜43/08
    テーマ技術の概要
     シートとは、比較的短い薄板状物のことをいう。
    例えば、コピー用紙はシートである。ここでは、壁材のように比較的厚い物までシートに含め、形状、材質などは問わない。洋服の型紙や型抜きされた板金など、不定形な薄状物もシートに含める。
     ウェブとは、帯状物のことをいう。
    通常は、テープより幅広で円筒状に巻かれた紙を意味するが、ここでは薄くて長い連続体であれば、材質、幅、貯蔵形状(ロール状、折り畳み状など。)を問わず、すべてウェブに含める。
     このテーマでは、シートの給送、搬送、排出、堆積、ウェブの繰り出し(巻き戻し)、巻き取り、切断など、シートまたはウェブの取り扱いに関する制御を対象とする。
    このテーマにおける主要な技術課題は、取り扱い不良の防止及び不良発生時の対策である。
     シートの取り扱い技術の概要
    シートの処理装置(treating apparatus;例:複写機、プリンタ)は、一般に支持具(supports,magazines)に堆積されたシートの堆積物(piles)からシートを一枚ずつ分離し(separating)、該シートを処理部(例えば、複写機の転写部や定着部、プリンタの印字部、カメラの露光部、OCRのデータ読み取り部、ATMの鑑別部)に供給して(feeding)、所定の処理が施されたシートを該処理部から取り出して排送し(delivering)、収納部(receivers)に堆積する(piling)等の工程をとるが、「シートの取り扱い装置(handling sheets)」とは、処理部を除く各々の工程及びそれらの組み合わせを言う。
    (イメージ1)
     ウェブの取り扱い技術の概要
    このテーマでは、複写機などへロール紙を供給し途中で切断して、シートにして用いるものが多い。
    (イメージ2)(イメージ3)「図」
  • FIキーと観点の関係
  • (イメージ1)
    観点Aでは、発明の前提となる用途及び取扱い物品について展開している。
    観点Bでは、発明または実施例の目的・効果について「何を(対象)、どうする(内容)」という形で展開している。(例;重送を(BA13)検出する(BB07)、ジャム物品の(BA14)取り除きを容易にするために搬送路を引出し可能にする(BD06)、斜行を(BA20)誤りなく検出する(BB09)、供給用堆積物の残量を(BA01)残量表示する(BC04)、など)
    観点C及びDでは、検出について「何を(対象)、どこで(位置)、どうやって(方法)、何を用いて(検出器)」検出するのかを展開している。
    観点Eでは、制御について「どこで(部位)、何をするのか(内容)」を展開している。
    (イメージ2)(イメージ3)(イメージ4)(イメージ5)(イメージ6)(イメージ7)(イメージ8)(イメージ9)「図」
  • Fタームリストの構成
  •  タームリスト表(データシート)
    (イメージ1)(イメージ2)

     各タームの関係
    (イメージ3)(イメージ4)(イメージ5)(イメージ6)(イメージ7)(イメージ8)(イメージ9)(イメージ10)(イメージ11)「図」
  • Fタームの説明
  • AA 物品を取扱う装置の用途(その他)
    「物品の取扱い装置」が、どのような用途に使用されるのかをチェックする。
    (注)「給紙装置」、「ドキュメント・フィーダ」、「紙幣繰出装置」などは、この分野(3F048)が対象としている「取り扱い装置」そのものであって、用途ではない。
    (その他)の意味:AA01〜AA10以外の用途(例:包装機、製函機、鋼板プレス機)。
    「紙用類処理装置」等の不特定のものには、付与しない。
    AB 取扱い物品の種類(その他)
    取扱う物品をチェックする。材質または形態により展開されている。
    (その他の意味):AB01〜AB10以外の物品(例:皮革)
    「シート」、「ブランク」等の不特定のものには付与しない。
    AC シート以外の取扱い物品の形状(その他)
    取扱い物品の形状が、シート以外の場合にチェックする。
    (その他)の意味:AC01〜AC05以外の形状のものに付与する。未だ実例がない。「図」
    BA 目的・効果の対象となる状態又は動作(その他)
    目的・効果を「何をどうする」、「どういう時にどうする」、と表現した場合に、「何を」、「どういう時に」に相当するものをチェックする。
    目的・効果が複数有る場合や目的・効果が段階的になっている場合は、それぞれの目的・効果について付与する。
    但し、「搬送を良好にする」、「生産性を上げる」等の漠然としたものは目的・効果として採用せず、具体的な内容についてタームを付与する。
    (その他)の意味:AA01〜AA30以外の目的・効果。(例:マイコン内部のメモリの使い方)
    BB 制御又は検出に関する目的・効果
    目的・効果を「何をどうする」、「どういう時にどうする」と表現した場合に、「どうする」に相当するものが、制御または検出であるときにその内容が何かをチェックする。
    (注)観点記号(BB00)は、単に観点を示すだけのものであり、付与しない。「図」
    BC 表示又は記録に関する、目的・効果(その他)
    表示、記録、警報など目的・効果とするもので、BC01〜BC09に該当しないもの。
    不良内容を表示せずに、単に警報を発するものは、本タームを付与する。「図」
    BD 構造上の工夫又は改良に関する、目的・効果(その他)(BB、BCが優先)
    構造上の工夫又は改良それ自体を目的・効果とする場合にチェックする。
    制御や動作を行うための構造はBB01〜BB05に、検出器の構造はBB10に、表示や記録に関する構造はBC00〜BC09(特に、BC06〜BC09の場合が多い。)に付与する。
    この観点においては、ジャム紙の除去などのために搬送路を開放可能にするものが大部分である。(BD02〜BD07に該当する。)
    (その他)の意味:構造に関する目的・効果であって、BD01〜BD08に該当しないものに付与する。「図」
    CA 共通的な検出対象(その他)※FW
    観点BAで付与した、目的・効果の対象に関する検出を行う際に、「何を」検出しているのかをチェックする。
    検出対象は段階的あるいは重層的になっていることが多いが、その場合には各段階とも検出対象としてタームを付与する。
    (その他)の意味:共通的な検出対象であって、CA01〜CA10に該当しない場合に、このターム(CA00)を付与する。
    ※FWの意味:このタームを付与した場合には、その検出対象をFターム付フリーワードとして、フリーワード欄に記入する。
    (例) CA00・温度、 CA00・水分含有量。「図」
    CB 堆積量又は残量の検出に特有な検出対象(その他)※FW
    堆積量又は残量を検出する際に、特有な検出対象についてチェックする。
    (その他)の意味:堆積量及び残量を検出するために、特有な検出対象であって、CB01〜CB18及びCA01〜CA10に該当しない場合にこのタームを付与する。
    ※FWの意味:このタームを付与した場合には、その検出対象をFターム付フリーワードとして、フリーワード欄に記入する。「図」
    CC 搬送中又は移動中の物品に、特有な検出対象(その他)※FW
    搬送中又は移動中の物品に関する検出を行う際に、特有な検出対象をチェックする。
    付与の仕方
    観点CA〜CC(検出対象)について
     観点CBには、堆積量または残量を検出する際に特有な検出対象が展開されており、観点CCには、搬送中または移動中の物品に関するものを検出する際に、特有な検出対象が展開されている。
    観点CAには、特定の場合に限られず、共通的に検出対象となり得るものが展開されている。
     ターム付与に当たっては、まず、最終的に検出しようとしているものが何かを判断し、堆積量又は残量であれば観点CBのタームを、搬送中又は移動中の物品に関するものであれば観点CCのタームを、それ以外のものであれば観点CAのタームを検討する。
    堆積量や移動中の物品に関する検出対象であっても、観点CBまたはCCの範囲内に適当なタームがないときは、観点CAのタームについて検討する。
     CA〜CCの範囲内に適当なタームがない場合には、
     )その検出対象が、堆積量又は残量を検出する際に特有なものである場合には、観点CB00に付与し、
     )その検出対象が、搬送中又は移動中の物品に関するものを検出する際に、特有なものである場合には、観点CC00に付与し、
     )それ以外の検出対象であるか、あるいは幾つかの場合に共通に検出対象となり得るものであれば、観点CA00に付与する。
     検出対象が段階的になっている場合には、それぞれの段階とも検出対象としてタームを付与する。
    (その他)の意味:搬送中又は移動中の物品に関する、検出を行う際に特有な検出対象であって、CC01〜CC17以外のもの。
    ※FWの意味:このタームを付与した場合には、具体的な内容をFターム付フリーワードとして、フリーワード欄に記入する。「図」
    DA 検出位置(その他)
    検出対象をどこで検出するかをチェックする。
    (その他)の意味:DA01〜DA09以外の検出位置。
    (例)制御回路内の電流を検出している場合。「図」
    DB 検出方法(その他)※FW
    検出対象を「どのようにして」検出しているか。あるいは、「どのような態様で」検出しているかをチェックする。
    (その他)の意味:検出方法が、DB01〜DB19に該当しないものにこのタームを付与する。
    ※FWの意味:このタームを付与した場合には、その具体的内容をFターム付フリーワードとして、フリーワード欄に記入する。「図」
    DC 検出器(その他)
    DC01〜DC20以外の検出器。
    (例)超音波式検出器、放射線式検出器。(例:実開53−1182など)「図」
    EA 各部位に共通な制御内容(その他)※FW
    各部位に、共通的な制御内容又は制御部位が特定されない制御内容であって、EA01〜EA20に該当しないもの。
    ※FWの意味:このタームを付与した場合には、その制御内容をFターム付フリーワードとして、具体的に記入する。「図」
    EB 制御部位及び制御内容(その他)※FW
    EB01〜EB40以外の制御部位であれば、このタームを付与する。
    ※FWの意味:このタームを付与した場合には、具体的な制御部位及び制御内容をFターム付フリーワードとして記入する。「図」


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